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【明日最終日!個展のお知らせー真空土練鬼1985~】

育陶園七代目、高江洲尚平の個展が今週月曜日から始まっています。

日々内容が明らかになってくるので、前半後半では楽しみ方が違います。

また、これまで個展と言えば、もちろん"モノ"が中心なのですが

今回のこの個展は、少し様子が違います。


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モノはモノであり、その物語(背景)によって、価値や見方が変わってくる。

そんなことを実感できる内容になっていると思います。

「こんなイメージや、こんなコンセプトでつくりました」というコトではなく

物語の奥に深く入っていき、引き込まれれば引き込まれるほど、

点と点が結びつき、そこに新しい発見と感動と、面白さが見つかり、

七代目の"妄想"の世界と共感できると、その深みにはまっていくのです。


ここではあえて、その"妄想"を語ることはしませんが、

今回の個展の「楽しみ方」と、「こんなモノが作られた」という事だけをお知らせします。

個展は明日が最終日、7代目の冒険もひとまずこれで幕引きですが、

個人的に今後の冒険が見てみたいと思いました。

ゴブレット(白).jpg

ゴブレット(龍).jpg

ゴブレット(ヤールー).jpg

"モノ"の楽しみ方は、そのものから受ける印象、知ってわかる背景、物語。

それらによって受け取る"価値"が変わってきます。

その楽しみ方は人それぞれですが、こんな楽しみ方があるんだ!という事に気づかされました。

【究極のゴッコ遊び】それが七台目の、今のテーマのようです。


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ちなみにこの"キャラもの"も、今回の展示会の物語のリアルさを出すために生み出された

オリジナルキャラ。色々な人の手助けで完成度が高まり、今の形ですが

なにより面白いのは、この架空のキャラクターが、あたかも80年代くらい流行っていたのでは?

と思わせられるところが、個人的にツボでした。(完全に今回作ったオリジナルです)


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価値が変わったり、認められたりすると、これまで批判されていた事がガラッと変わることがあります。

それはこれまでは"変""異質"と思われていたことが、

そのモノの"価値"であり、評価されるべきものだったという事に気が付いた時です。


なんだかこの個展自体が、七代目そのもののようで

周りから理解されなくて、評価されなくても、

私は今回のこの個展で、彼のやりたいこと、考えていた事の一部を目で見ることができて、

少なくても私は"共感"でき、"おもしろい"と純粋に思えることができました。

新しいこの感性をもつ七代目が、これからの育陶園のスパイスとなり、

良い意味での化学反応がおきると、私たち自身も進化できるような。

そんな気がしました。

個展は明日まで。お近くの方はぜひ遊びに行ってみてください**

(髙江洲若菜)


(2016年12月17日)



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