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さんぴん茶がしっくりくる

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「あ~おいしぃ!いい香り~。」
お客さまの商品を包装している間、手碗やフリーカップに注いださんぴん茶と黒糖をお出ししてお待ちいただいているのですが、この時期は特に喜んでいただいています。
沖縄ではさんぴん茶は日常で親しまれているお茶で、半発酵茶にジャスミンの花の香りをつけており、名前の由来はジャスミン茶を指す中国語「香片茶」(シャンピェンチャー)が沖縄に伝わってきて訛ったそうです。
そして、お茶請けには、なんといっても黒糖がよくあいます。
ジャスミンの花の甘い香りと黒糖の塊のザクザク感の組み合わせに、長野から嫁いで6年経ったいまでも、ザ・南国沖縄を感じて、きっと県外から来られたお客さまも沖縄らしさを味わっていただけてるのではないかと思っています、
黒糖をほおばり、手碗を両手で包み込みながら飲むと沖縄らしさにしっくりします。

 今日もとても日差しの強い中を、みなさんへとへとになりながらご来店していただきました。
 ご家族で千葉からこられたお客さま、3歳の女の子がさんぴん茶をこぼしてしまいました。ズボンもサンダルも濡れてしまいましたが、ご両親ともあわてることなく店先に干して、商品を選んだり、ゆんたくしてお茶を飲んでいただいている間に、やちむん通りの白い石畳の照り返しであっという間に乾いてしまいました。
このような暑い中でも、ご来店していただいて本当に感謝です。

 お客さまにおだししているさんぴん茶と黒糖の組み合わせ、これは女将・啓子さんのアイディアです。
今ではあまり店頭に立つことが少なくなった啓子さんですが、
愛情豊かな啓子さんに会いたくて県内外から毎日のようにやってきます。
啓子さんとお茶をのみながらゆんたくして、満足されてみなさんいい顔でかえっていきます。
器の購入だけではなく、ここにきた思い出を作っていただけるように !と思っています。

今の時期は散策も暑さのため気合が必要ですが、それも含め壺屋での時を味わっていただけたらうれしいです。
やちむん通りの一本裏道、すーじぐわ(細道)にある工房で職人の製作風景もご覧いただけますのでお気軽にお声掛けください。
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唐草手碗(白・藍)  直径10㎝×高さ7㎝  ¥5,400(税込)


(髙江洲朋美)

(2017年7月31日)



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