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育陶園NEWSTYLEシーサー

4月3日は、シーサーの日です。
この日は日頃の労をねぎらって、うちにあるシーサーをしっかりピカピカに磨いてあげてください。
そして「いつもありがとう」と言葉をかけてあげると、もっと喜んでくれると思います。

最近わたしは、シーサーが妙に面白いと感じます。
沖縄のあちこちの門柱に据えられ、景色の一部となって、
じっと佇み、みんなを見守っています。
その形や表情、色も様々。
最初に沖縄に伝わったときは、権威の象徴として王の墓やレリーフなどに用いられ、
そこからさらに遡り、琉球が王国として発展、各村落にも文化や風習などが着々と根付き始めた頃。
シーサーの存在は村を守る「村落獅子」として地域に据えられるようになりました。
その後廃藩置県で琉球王国が消滅後、これまで貴族のみに許されていた「瓦葺」が一般に普及し
そこから今度は各個人の家々に、シーサーが据えられるようになりました。
その時には漆喰の残りで造った漆喰シーサーや、陶器製のシーサーが増え、
それから更に戦後、焼け野原になった沖縄でいち早く復興を果たした「壺屋」で
米兵のお土産用にたくさんの陶器のシーサーがつくられ、そこからシーサーは
沖縄の人だけでなく、県外、海外へと羽ばたいていくことになったのです。

宗教的な縛りをつけず、あくまでも置く人の想いで色や形、置く場所を決められることが
ここまでシーサーという存在が広がり、今も残っているんだと思います。
※風水的には置く場所があるようですが

だからこそ、これからもシーサーはどんどん形を変えて、進化していったら良いと思います。
素材も陶器だけでなく、色々あって良いと思います。
ただ変わらないのは、「家族や地域を想う心」だけ。

結婚祝いに、新築祝い、旅立つ一人暮らしの若者に。
悪いものが避け、幸せが訪れますように。
そんな気持ちで贈ったり、飾ったりしてくれたらと思います。


「育陶園職人のNEWSTYLE シーサー」

4/1(日)より育陶園本店と、那覇市伝統工芸館にて展示販売致します!

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横向25cm(変形透かし彫り/燻金) 幅:21cm×高さ:25cm \64,800(税込) ※サイズは1匹表記


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正面道場獅子(変形/辰砂) 幅14cm×高さ:22cm \86,400(税込) ※サイズは1匹表記


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3号獅子(変形/辰砂) 幅28cm×高さ:34cm \86,400(税込) ※サイズは1匹表記


【シーサーに関するお問い合わせ】
■壺屋焼窯元育陶園
■TEL:098-866-1635
■info@ikutouen.com

(2018年3月29日)



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