沖縄のやちむん(焼きもの)の故郷といえる壷屋で、 沖縄の土、伝統的な釉薬、伝統的な技法を踏まえたものづくりを行っています。
沖縄の気候や風習。
おおらかで大胆、そしてやさしい性格。
それらが合わさってできた「壷屋焼」を、
次の世代に受け継ぎたいと私たちは考えています。
また、壷屋には、石垣や赤瓦の屋敷、登り窯、
拝所(ウガンジュ)、赤木や福木など、
昔ながらの面影を今に残す地域。
人々はウガンジュの神々に祈りと感謝を捧げ、
健康と幸せを願います。
育陶園は壷屋焼という伝統だけでなく、
沖縄という伝統を大切にしている窯元の一つです。
「壷屋焼」は日本の伝統的工芸品に指定されており、原材料としては昔からの沖縄の陶土・釉薬を使っているものを指します。
育陶園では、土は沖縄で採取できる赤土・白土をベースに、独自の陶土を使用。また、モミ殻と石灰を合わせて焼いた基礎釉薬から、それぞれの色を独自に調合しています。
機械的な調合と違い、その時々につくった土、釉薬の状態は、仕上がりに大きく影響します。
手間と時間をかけてきたものでも、すべて窯からとれないこともあります。
しかしだからこそ、器一つひとつが生まれ出てきた時には、大きな達成感を味わうことができるのです。
その喜びを分かち合える仲間のいることが、私たちの仕事の原動力になっています。
