お便り

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2019.2.22 うつわとごはん

*うつわとごはん Vol.13〜鯖缶と新玉ねぎのコロッケ*

こんにちは、田中です。

鯖缶がブームになって久しい今日この頃です。
ずいぶんと長いことブームになっているようで、
最寄りのスーパーでも水煮は常に品薄です。
気候の影響で保存食文化の強い沖縄では、缶詰も県民食の一つ。
鯖缶も、わりと昔から馴染み深く食べていた記憶があります。
子供の頃はほぼ祖母の料理で育った私ですが、
チブル(夕顔)やシブイ(冬瓜)と共にンブサー(炒め煮)にしたものや
ソーメンタシヤーの具として、鯖缶が食卓に上ったのを覚えています。

おかげで今でも大好物のひとつで、常にストックしておくように
しています。ハンバーグや味噌そぼろ、煮物やお味噌汁など...
汎用性が広く手軽なので、本当に重宝しています。
本日はそんな鯖缶を、旬の新玉、新じゃがと合わせてコロッケに。
みずみずしく甘い旬のお野菜たちと、うまみたっぷりの鯖缶が合わさると
たまらない美味しさです!
無精者の私には行程が多く、なかなか手が出ないコロッケなんですが
鯖缶&毎度おなじみバッター液で簡略化を図り、手間暇かけた風に見せる作戦です。笑
ゆるっとざっくり、かんたんレシピはこちらから。

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*ゆるレシピ・直径5〜6cmのボール型4個分*
材料:じゃがいも2個、新玉ねぎ1/4個、鯖缶1/2缶(190gの物を具のみ使用)
卵1個、小麦粉大さじ1、水大さじ1、パン粉適量
マヨネーズ大さじ1.5、レモン汁小さじ1.5、はちみつ小さじ2、タイム(ドライ)適量
塩、ブラックペッパー、お好みの揚げ油
下処理:じゃがいもをふかしておく。レンジでも蒸し器でも、お好みの方法で!
私は皮ごとラッブにくるみ、600wのレンジで6分加熱しました(途中、上下を返す)。
新玉ねぎは繊維を断つようにスライス。小麦粉、水、卵でバッター液を作っておく。
*小麦粉とお水を先に溶いてから、卵を溶き入れてください。

1.皮をむいたじゃがいもをボウルにあけ、マッシャーやフォークで潰す。

2.スライスした玉ねぎ、鯖缶を崩しながら加えて混ぜ、塩・ブラックペッパーで
味を見ながら調味する。
*この時点でおいしいので、味見のしすぎに注意。笑

3.全体に鯖缶の脂がまわり、ねっとりするまで混ぜたら4等分にまとめ、
ざっくりゆるい感じのボウル状に成形する。

4.成形したタネに、バッター液、パン粉の順で衣をつけて揚げていく。
揚げ油の温度の目安は、さいばしを入れてジュワッと泡が出るぐらいまで。
全体がきつね色になったら引き上げて、網の上で休ませる。

5.マヨネーズ、レモン、はちみつ、タイムを混ぜてソースを作り、
揚げ上がったコロッケに添えて食卓に。熱々のうちに召し上がれ!

ポイント:じゃがいもの潰し方はお好みで。新じゃがは水分が多いので、ある程度
粗く潰しても美味しく仕上がります。
ソースを使わず、タネにパルメザンチーズ・お好みのハーブを混ぜ込んで揚げるのも
オススメです!白ワインのお供に。ハーブはディルやローズマリーがよく合います。

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【本日のうつわ*パスタ皿 カンナイグリーン】
*オンラインショップはこちらから
http://shop.ikutouen.com/?pid=129224291

気温が高い日が続き、食材もどんどん春モード。
沖縄の春はもうすぐのようです!
それではまたみなさん、次回の更新まで。ごちそうさまでした。

(田中)


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