お便り
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2019.3.13 育陶園のこと
【今日のまかない03・13】
早朝の食堂から'トントントン、トントントン'のリズムがずっと聴こえていて 何かを刻んでいるようでした。
こんなに何を刻んだのかと、気になったので行ってみると、そばマカイにこんもりと、細かい長ネギの山と、赤玉ネギの山。
その横で、今日も啓子さんが、これをこうして、あーして、、とつぶやきながら、まかない準備に忙しそうです。
カタカタと湯気が溢れる蒸し器の蓋を開けて、
「どうかしらね。 あら、かたい。もう少しね～」菜箸をさしながら、火の通り具合を見せてくれました。
この真っ赤な野菜は、彩りも栄養もたっぷりな啓子さんの大好きなビーツ。ロシアのような寒い地域のスープ'ボルシチ'には欠かせない食材です。カブや大根に似ているけど、ホウレンソウの仲間みたいですよ。蒸すと、とっても甘みがでてきて、サラダやスープはとっても美味しいです。
もう、30分以上蒸しているようですが、あと少しのよう。
真っ赤な色ばかりに目が行っていましたが、今日のメインはサバでした！味噌に漬けた焼サバ。
サイドメニューはあんかけ中華風野菜炒め。これも、いつものようにボウルに山盛り30人分。青々した葉っぱの、具沢山お味噌汁。
さきほどトントンされていた、長ネギは納豆へ。赤玉ネギはビーツサラダのアクセントとなっていました。ビーツにカリフラワー、きゅうりにトマトや、ゆで卵などたくさん入っています。
あっという間に、もうすぐお昼の時間です。お店や陶芸教室はお昼の時間帯も開いているので、スタッフ全員で食堂へ集まることができません。なので、そういう場合はお弁当を詰めてもらいます。大きなプレートのやちむんに盛られたのもいいけど、ギュッと詰め込まれたお弁当も美味しいですよ。今日はgumaguwaの休憩交代なので、お弁当持って行ってきます。
午後一時。工房やお店から、ぞくぞくと腹ペコのみんなが集まってきました。
「おつかれさま～。あら、おかわりは。サラダもっとたべない？」
(朋美)