お便り

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2019.4.15 沖縄の景色

【髙江洲家シーミー祭2019】

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【髙江洲家シーミー祭2019】
今年は、日差し強すぎず雨もふらずのシーミー日和。昨年は、墓地上空が途中から厚い雲に覆われて大雨となり、濡れながらごちそうを食べたことがつい最近のようです。
 シーミー祭(清明祭)とは、沖縄の先祖供養の行事です。毎年、旧暦の3月の清明の節の期間に行われます。各家、行う日はさまざまですので、この時期は週末になると墓地周辺がたいへんにぎやかになります。
 4月13日(土)午後三時、親戚が集合してごちそうがお墓の前に並びました。総勢40人以上いたのではないかと思います。
とくに今年は、子供がたくさんいました。年に数回しか会わないのですが、お互いの顔を覚えてきて、今年のシーミーは一緒に遊べる年頃になってきました。沖縄のお墓は一つ一つがとっても大きいので、子供たちは全力で走りまわります。県外からきた私は、墓地で走り回ったりはしゃぐことはタブーと思っていたのですが、主人によれば、シーミーといえば、小さい頃はあんなふうにみんなでお墓を駆け回っていたそう。こんなふうに、親戚の方々に見守られながら大きくなっていくのですね。
 そして、ご存じの方もおられると思いますが、義姉・若菜は無事に4月13日、明け方に元気な赤ちゃんを出産しました。初子だから、予定日(髙江洲のシーミーの日)は過ぎるだろうと誰もが思っていたのですが、ぴったりに合わせてきました。さすがお義姉ちゃんです。昨日、お見舞いへいったときの様子は、すっかりお母さんの表情になっていて、ちょうどミルクをあげているところでした。母子ともに元気です。出産後の痛みや疲労もずいぶんあるようですのでゆっくりしてもらえたら、、と思います。ということで、今年のシーミーは義姉夫婦はいませんでしたが、義姉の旦那さん(八百屋さん)が持ってきてくれたバナナやりんごといった果物が墓前に彩りよくならんでいました。来年のシーミーは一緒に遊べるかな?
みなさまへ取り急ぎご報告です。後日、義姉から直接報告があると思いますので楽しみにお待ちください。
シーミー果物.jpg 
 今回も啓子さんの'お重'おいしかったです! お手伝いをするはずだった夜は、子供たちを寝かしつけながらぐっすり眠ってしまいました。「おいしい~啓子さん、おいしいね」と当日に、子供と一緒に味見をして、おいしく炊けている昆布やごぼうをお重へ詰めたのでした。
次のお重つくりは、八月のお盆。。がんばります!   (朋美)
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