お便り

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2019.8. 3 育陶園のこと

育陶園 備忘録 2019.06.07-長雨に見舞われて。

忙しいのを言い訳に、なかなか毎月の記録が出来ていないのですが、
なんとか一気にこの2ヶ月を振り返ります。

去った6月。
長梅雨が、私たちの古い本店や実家兼工房をより痛めつけ、雨漏り、漏電による停電に見舞われ、なんとも心もとない日々を過ごす事に。
電気屋さんには応急処置、防水工事屋さんには見積りをとって頂きましたが、
100万単位の見積もりに、クラっと立ちくらみを覚えました。
ただ良かったことは、今期が過去最高の売上と利益を毎月更新しており、少し懐にゆとりを持てていたので、
そのプラスの分でなんとか補そうだということが、せめてもの救いでした。
このジメジメしてなんとも気力の上がりにくかった6月を、明るく照らしてくれました。

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でも、雨の日は色々なものが洗い流されていくようで、浄化されていくようで、すきです。

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漏電が原因で、工房の1.2階が停電になったしまった日、3階から電気をひいて、2階の食堂に一時避難。

そして直近の7月。
工房で研究していた、釉薬の貫入を軽減する調合に一つの目処がつきました。
これまでよく出ていた、縦ヒビの目立った貫入減少を、だいぶ減らすことができたのです。
釉薬の研究開発に取り組んでいるアサエちゃんには、特に感謝です。
何度も何度も微調整ありがとうございました。

ただ、私たちの主力としている化粧をかける技法を使う上では、どうしても土の上に土をかけると言う工程上、
赤土にかけてる白土へと水が染み込み、それが目立って見えてしまうという現象は、
現時点では改善しきれないという結論に至りました。
前よりは貫入現象は軽減してきたのですが、化粧という壺屋焼の特徴とも言えるこの技法を使う限りは、
ある程度の水染みは仕方がないことのようです**
止水剤をかけて、焼いた後に処理をすることもできるのですが
個人的には止水剤とかは使わず、ある程度の水染みの現象は、陶器の風合い、特徴であると、
使う方にしっかりとお伝えして、理解して頂きく方向が良いなと思っています。
もちろん中には焼きが甘くて、数回しか使っていないのに、色のついた染みが乾燥してからもとれず、
色濃く汚く目立ってしまう事もあるのですが、そういうケースの時は、返品などを行なっていきたいと思います。
(現状もそのように対応しています**)

その他には、6月に見積もりをお願いしていた防水、電気の工事がはじまり(電気は既に完了)
すぐに対処ができて、少し安心しています。
ただまだ工房の方の雨漏りは、原因自体が特定できていないため、
ここは改善までに時間がかかりそうですが、
引き続きベストな解決策を模索していきたいと思いました**

会社の7月の売上は、引き続き好調で特に「やちむん体験道場」が昨年と比較しても軒並み良く、
これは2年前の体験リニューアル事業が、ようやく安定して実をむずんだ結果と言えるので、
やってきたことがしっかりと成果として現れてきたことが、何より嬉しかったです。

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もうそろそろで産後4カ月経つわたしですが、出産したのがすでに遠い日のように感じるくらい、仕事に復帰しています。
とは言え、職場に息子を連れての出勤なので、授乳や抱っこでなかなか集中できない時間帯も多々あり、
周りのみんなの協力と、母の助けがなければ、この復帰はあり得ないなと感じます。
息子も元気で育てやすい子ということもあるのですが、
こうやって仕事が出来ていることに感謝です。

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8月もはじまったばかり、夏はまだまだ続きますが、
みなさん熱中症には十分に注意して、水分補給をまめにおこない、
しっかり食べて、しっかり休んでと、体調管理に気をつけていきましょうね*

若菜

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