お便り
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2019.12. 9 育陶園のこと
「おはようございます~」
朝10時前、今日も育陶園の店前にピンクのトラックがやってきました。工房の看板犬・ゴンも土と一緒にのってます。
まもなくオープンという時に、職人さんたちが一足先に勢いよくシャッターを開けてくれました。
職人さんが8名ほど工房からやってきて、トラックに積んでいた荷物を下ろします。そして、人がすっぽり入れる大きな水色のバケツを数人で持ち上げて運びます。そのずらりと並んだ大きなバケツには作業工程でけずり節のようになった山盛りの乾いた土。力持ちな人たちでもずっしり感じていそうです。
ワッセワッセ、すっかり育陶園の恒例の作業風景。奥にある作業場へ土を運ぶには、店内を通らないといけないのです。トラックと作業場を職人さんが行ったり来たりする5分間、店内は工房のようにワサワサ。
そして、運び込まれた削り土は水や新しい土などとまぜて再生され13キロくらいの棒状の土となり、職人さんに担がれてトラックに乗せられて、ふたたび工房へ戻っていきます。
このようなかんじで、店内は少しにぎやかになりますが、こういった風景に出会えたらラッキー!と思ってみていただけたらうれしいです。
力いっぱい作業されている職人さんたち楽しそうで、そしてかっこいいです。
もちろん、工房は歩いて1~2分のところにありますので、いつでも見学自由ですのでお越しください。
ロクロや窯の前にいるときは真剣なまなざしですが、とても気さくな職人さんたちですよ。(朋美)