お便り

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2020.5. 4 育陶園のこと

育陶園 備忘録 2020.05.04-色々と変化してきたこと

4月に入っていよいよコロナの影響が、「売上」という数字に現れはじめました。
計画休業を実施したことで、限られたメンバーで回すことになり、
通常の仕事が若干滞り、入力が出来ていないところがあるので正確には言えないのですが、
予想着地は前年の70%減になりそうです。
ただ、減ってはいるのですが通販だけは、色々とおこなった結果と、皆様のおかげで、
通常の3倍の売上を上げることができました。
リアル店舗が4月中旬からほぼクローズしてしまったので、
命綱とも言えるこの通販が、このように伸びたことは、私たちのとって本当にありがたいことでした。
あらためて感謝申し上げます**
私たちの通販をご利用くださり、本当に本当に、ありがとうございました。

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さて、一気に社会の状況が変わってしまった3月終盤から今日まで。
ここでいったん、2月末からこのコロナの対策を、会社としてどうおこなってきたか振り返ってみたいと思います。

2月下旬
・3月の大きなイベントの中止が決まったことを受けて、銀行にセーフティーネットの申し込みをおこなう
→県の窓口へ相談したものの、2月末時点では単月でも累計でも売上が上がっていたので今の時点では
 認定書出せないと断られる、すぐに商工会議所へ相談、内容聞いてすぐにOKもらい翌日認定書もらいに、
 売上減の根拠(イベント中止のお知らせページなど)を見せ、10分くらいでヒアリングしすぐに認定書もらった
 その足で取引銀行へ行き手続きを行った

・社内でコロナ対策の実施をまとめみんなで共有、マスクや消毒液など色々なところから確保していった
 ※マスクはすでに予約制で、3月中旬に届いた

3月中旬
・セーフティーネットの申込
→書類を追加追加で要求され、なかなか進まない。
(近くの地銀さんで後から申し込んだ企業さんはもう申請終わって融資受け得てると聞いた、同じ融資でも金融機関によって進みが違うんだなーと発見)

・各店舗、道場へ、消毒液の設置や、換気、商品のマメな消毒のお願いなど対策強化をみんなに共有

3月下旬
・セーフティーネットの融資資金が実行される
→地銀で同じ融資の申込をした企業さんは中旬に決済がおりたと聞く。地銀の方がスピーディーなのだろうか。

・小学校休業等対応助成金の申請に取り掛かる

・雇用調整助成金の申請内容確認する

4月初旬
・小学校休業等対応助成金の申請のため書類郵送

・雇用調整助成金の申請の着手
→顧問の労管、助成金センターに交互に連絡を取りながら進めるが、どちらも質問しても1~3日後の返答でなかなか進まない。
 ただ、まずは協定書を結ぶことが先決ということがわかり、社内に協定書を結ぶに当たってのお知らせをする。

・取引のある銀行へ、既存の融資の返済猶予の申し出をおこなう。
→3件中2件はすぐに快諾、手続きのための資料を準備するよう言われる。

・通販の強化をおこなう
→これまで店頭販売のみの商品もネットで購入できるようにする。
 SNSの発信を通常の週3日から5日~6日をめざす

4月中旬
・雇用調整助成金の申請の着手
→とにかく少しずつ前進。商工会議所の無料相談へも申込み、対面でわからない箇所を確認、9割ほど進んだ気がする。

・取引のある銀行へ、既存の融資の返済猶予の申し出をおこなう。
→同時に5月のシフトも作成

・通販の強化をおこなう
→あちこちの飲食店がはじめた、テイクアウトと器のコラボを始める
 動画配信の準備をおこなう(必要な機材などを購入)


4月下旬
・雇用調整助成金の申請の着手
→補助率も変わりそうなので、いったん作成をストップ

・20日より計画休業の運営スタート
→実質店舗は休業へ

→地銀さんはいち早く申込が終了、5月から返済猶予してもれえることに。公庫は資料のみ先に提出、実際の申し込みは連休後に。
 あと一つの銀行は、手続きを進めると言われたまま、まだ何の返事もない。
 銀行によってだいぶ対応が違うということを学ぶ。

・計画休業を行うために、4月後半のシフトを作り直し、スタッフへ共有
→通常の業務が減ったとは言え、少ないメンバーでの運営はかなりハード。
 休業をお願いしている人と、出勤をお願いしている人の平等感には違和感を覚えつつ、ただこればかりは仕方がないので、
 出勤メンバーには申し訳なくも思いつつ、5月もほぼ平常時と同じようなシフトで組む

・通販の強化をおこなう
→母の日の特集など、季節限定キャンペーンを実施
 動画配信の準備をおこなう(届いた機材で撮影スタート)

・昨年申請していた伝産補助事業に採択される
→出張など当面行けないので、申請内容の変更など行う

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ということで、振り返ってみると色々やったな~と思います。
コロナからのいろいろな意味での防御と、生き残るための攻めの挑戦
この二つはこれからも同時に進めていかなくてはいけないな~と思いました。

この状況がいつまで続くのか、先のことはわかりませんが、
とにかくできることは、
前を向いて、やれることをコツコツと行い、しぶとく頑張ろうと思います*


2020.05.04 若菜

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