お便り

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2020.7.23 育陶園のこと

事業承継2020.07

【事業承継】
前々から準備を進めていた事業承継。
この度父から娘の私へと、有限会社育陶園の代表を引き継ぐことになりました。

ここ数年実質の会社運営に関して私が行っていたので、今すぐ特に何かが変わると言うことはありません。

コロナの状況を受け悪化している経営状況を踏まえ、自分自身の報酬もあげてないので、むしろこれからの借入の保証人という大きな荷物を背負うという事くらいが、しいて言う変わった事かもしれません笑

ただ、この重い重圧に耐える為に、支えてくれる体制を作ってきたので、今は不思議とこの重さを負担に感じていません。

経営に関しては、私と弟2人の3人を中心に行い、現場の運営は、工房は良さん、道場はアッコさん、店舗は光(弟)、総務はチーさんと、リーダーを据えたので、安心してお任せする事が出来る様になっています。

とは言え日々色々な問題がやってくるので、決して順風満帆ではありませんが、やってくる問題に一つ一つ向き合う事で、解決の糸口を見つけ進んでいきたいと思います。

思えば育陶園の入社のきっかけは、父が妹へ肝移植するのに伴い、一時的に仕事ができなくなった事でしたが、入ってみて、さー大変。

今にも沈みそうな経営状態(笑えないどんぶり勘定)で、当時短大の保育課を卒業したてで、何の経営の知識もなかった私ですら、その危機的な状況がわかり、そこから何とかしなくちゃと言う想いを原動力に、ここまで走ってきたというはじまりがありました。

そこから今のリーダーを担っている、ちーさん、良さん、アッコさんらの出会いにより、少しでも良くなるようにと一緒に考え、行動してくれた事をきっかけに、会社は私たちとともに成長していきました。

今回の代表就任も、コロナの影響を受けて、かつてないほどの経営苦難の最中で、またどれだけの負債が増えるのやらという、最悪な状況ではありますが、最初のスタートも同じようなマイナスから始まっていたので、あとはもう這い上がっていくしかないと、どっしりと構えながら、淡々と起こったことに向き合って対処していこうと思います。

ということで、まだまだ足りないだらけの、頼りない経営者ではありますが、やる気と根性を武器に、これからも泥臭く、みんなに頼りながら頑張っていきたいと思います。

みなさまどうか今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

有限会社育陶園 代表取締役 新垣若菜(いつもは高江洲で通します~)

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写真は左から私、7代目の尚平、光です。

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