お便り

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2021.2.12 うつわとごはん

*うつわとごはん Vol.49 そら豆とたらこの春色ポテサラ*

こんにちは、三週間ぶりの田中です。

ぼーっとしていたのか、更新の日付を一週間すっ飛ばして
しまいました。社会情勢のせいにしてはいけませんが、
完全なる自粛ボケです。
体力を持て余した一歳児を抱えた自粛生活。
私たち転勤族一家にとって頼みの綱である
子育て支援センターも軒並み閉鎖で、
*小さい子向けの児童館のようなものです
毎日息子と格闘している間に
一時間、一日、一週間が、誇張抜きで一瞬で過ぎ去り、
気づけばとっくに二月が始まっていました。反省、反省...。

2019年の冬に息子を産んで、年が明けたらすぐコロナ。
おかげで引きこもり生活には慣れたつもりでいましたが、
息子も動くようになりくらしが一変し、
昨年の今頃とはまた違った疲労感をひしひしと感じています。
単純に、加齢で体力が衰えているということもありますが。笑

そんな中でも、一年過ぎて家事と育児のバランスが
少しずつうまく取れるようになってきたのか、
息子が寝たあとに少しだけ、自分時間が取れる日が増え
目まぐるしい日々の中で、癒しのひと時となっています。
具体的に言うと晩酌なのですが。笑 こんな時、うつわをある程度
揃えておいて本当によかったなあと心から思います。
夫のお弁当の残りや、離乳食のついでにささっと作った小さなおかず。
こんなものでも、気に入ったうつわに盛り付けるだけで
本当に満足感が違います。何度も同じようなことを話していますが、
自粛生活が続くたびに改めて思うのです。
そんなささやかな幸せを、みなさんにも感じてもらえたら嬉しく思います*

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さて、今日のひと皿もそんな晩酌タイムの気取らないおかずです。
南九州では旬が始まったそら豆。香りと食感がなんともお酒をそそります。
調理はかんたん、魚焼きグリルで鞘ごと黒くなるまで焼いて蒸し焼きに。
これが一番おいしいとスーパーのポップに書いてありました。
あつあつを鞘から出すと、ホクホクの良い仕上がり。
そのままいただくのももちろんですが、ポテサラに加えて彩りのよいおつまみに。
ふかした(またはレンチン)じゃがいもを粗くつぶし、熱いうちにお塩と
レモン汁、オリーブオイルで下味をつけ、玉ねぎスライスを加えてひと混ぜ。しばらくおいて味をなじませます。
粗熱が取れたところで、皮から出したたらこを加え、ざっくり和えます。
ここで一旦味をみて、マヨネーズを加えて調味します。たらこの塩気があるので気持ち少なめが◯。
焼いたそら豆を鞘から取り出し、薄皮を剥いて加えます。こちらもざっくり、混ぜきらないのが彩りのコツです。
お気に入りのうつわにたっぷり盛って召し上がれ!

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【本日のうつわ*7寸皿 緑釉唐草線彫】
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https://shop.ikutouen.com/?pid=129089794
緑釉のお皿類は、年に一度、夏の入荷となります。
一年通して使い勝手の良いお色味です。ほしいものリストの一員にぜひ!

沖縄では桜がそろそろ終わりの頃かな。こちらでは梅が満開です。
日中はポカポカ陽気で、春の気配を感じます。と同時に、花粉の気配も。
花粉の時期から梅雨にかけて、長〜い部屋干しの時期が始まります。
給付金で布団乾燥機を買うべきだったな、と今更後悔しています。笑

それではまたみなさん、次回の更新まで。
ごちそうさまでした。

(田中)

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