お便り

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2021.4. 9 うつわとごはん

*うつわとごはん Vol.53 ホワイトアスパラのカルボナーラ*

こんにちは、田中です。

いつもの散歩道はもうすっかり葉桜で、鳥たちが
さくらんぼの実を今か今かと待ちわびるように、
毎朝桜の木に群がっているのを見かけます。
ですが、ソメイヨシノには実がならないことがほとんどだそう。
毎日楽しみにしている様子なので、
ぜひおいしいさくらんぼにありつけるといいのですが...。

一方私はといえば、次から次へと売り場に並ぶ
春の味覚を追いかけるのに必死な毎日。笑
新玉、新ごぼう、山菜たちにたけのこ、かつおに桜鯛。
買い物に出るたびにおいしいものに出会い、
つい野菜室をパンパンにしてしまいます。
なかでもお気に入りなのはホワイトアスパラ。
山菜たちに比べ下処理が楽なので、子育て真っ最中の我が家にはぴったりの春野菜です。
卵黄ベースのオランデーズソースやポーチドエッグなど、
とにかく卵と相性がいいホワイトアスパラ。
と、いうことはもちろん、カルボナーラにもぴったり!
うまみたっぷりのゆで汁も使って、おいしいソースに仕立てていきます*
アスパラは新鮮なうちに根元を折って穂先下から皮をむき、フライパンを使って丸ごとボイル。
剥いた皮も一緒に茹でて、うまみを閉じこめます。
やわらかく煮えたら、ゆで汁ごと冷まします。
その間にパスタを茹で、ソースの用意です。
まずはボウルに全卵(室温に戻す)を溶き、パルミジャーノをこれでもかとたっぷりすりおろしておきます。笑
カルボナーラに欠かせないグアンチャーレ、は残念ながら売っていなかったので、代用で生ベーコン。
粗く刻んだものを、オリーブオイルを熱したフライパンに入れ、脂と香りを引き出していきます。
ベーコンのふちがカリッとしてきたら、アスパラのゆで汁と、パスタのゆで汁をフライパンに加えて乳化させます。
パスタは今回スパゲティですが、ペンネでも。オイルが乳化したところに
アルデンテ一歩手前で投入して、フライパンをゆすってうまみを吸わせます。
アスパラはこの段階でゆで汁から引き上げ、カットしてフライパンへ。
水気が飛んだところで、卵液のボウルにフライパンの中身をあけ、手早く絡めていきます。
ここからはスピード命!パスタがもったりしてきたらお皿に盛り付け、
追いパルミジャーノを皿の上ですりおろし、ブラックペッパーをたっぷり振ってできあがり。
余力があれば、お皿を温めておくと更においしくいただけます。あとはお熱いうちに、一心不乱に召し上がれ!

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【本日のうつわ*パスタ皿 カンナイグリーン】
*オンラインショップはこちらから
https://shop.ikutouen.com/?pid=129224291
深みのあるグリーンは、カルボナーラやクリームシチュー、フリカッセなど
白っぽいお料理にぴったり。タルタルソースたっぷりのチキン南蛮も相性が良さそうです!

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息子が先月からついにあんよを始め、毎日うれしそうにトコトコ歩く姿が
かわいくてたまりません。と同時に、ほぼしなくなってしまったハイハイが
恋しくて涙が出そうになります(大げさ)。
もっと動画を撮っておくべきだったなと後悔していますが、
歩き始めが遅かったぶん、たくさん赤ちゃんらしい姿を楽しめたので
贅沢な悩みかもしれませんね。
小さいままでいて欲しいとか、すくすく成長して欲しいとか、
勝手なことばっかり考えています。笑
子にとっても私にとっても、今が一番幸せな時期なんだろうなと思います。

それではまたみなさん、次回の更新まで。
ごちそうさまでした。

(田中)

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