お便り

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2021.7. 2 うつわとごはん

*うつわとごはん Vol.59 思い出のゴーヤーサンド*

こんにちは、田中です。

沖縄は大雨が続いていたそうで、みなさま大丈夫でしたか?
こちらでも梅雨の第2章といった雰囲気で、今週は雨が続いております。
7月に入って暑さも本番、湿気も多くなんだか体がスッキリしません。
そんな時に恋しくなるのがゴーヤーチャンプルー。
自らのウチナンチュマインドを再確認するとともに、
古くから沖縄に受け継がれる食養生の知恵に、改めて感銘を受けます。
(毎年同じようなことを言っている気がしますが...。笑)

だって、ゴーヤーチャンプルーったら、この時期に相応しい
完全食なんですもの。シャキッとした歯ごたえと苦味のさわやかさが
食欲をそそるのはもちろん、
ゴーヤーのビタミンCとカリウム、豚肉のビタミンB1、お豆腐と卵で
良質なたんぱく質も摂れて、お出汁と仕上げのかつお節でたっぷりのアミノ酸。
元気になれる栄養素が、一皿でバッチリ摂取できるんです。
(あくまで豚肉を使用した場合で、ポーク缶はちょっと脂質と塩分が気になりますが)
もはやバテ始めている体力のない私と激務でおなじみの夫、
今すぐにでも作って食べたいところなのですが、
こちらでは残念ながら島豆腐が手に入らないのです!
チャンプルー原理主義者というわけではないのですが、
ゴーヤーチャンプルーにはどうしても島豆腐がなくっちゃ。
こだわりの濃い豆腐、みたいなもので試したこともあったのですが
やっぱり島豆腐とは別物で、独特の濃いうまみを感じられなかったのです。
そんな中、次点で食べたいゴーヤーメニューが、ジェフのゴーヤーバーガー。
県外出身の方にはなんのこっちゃな話ですが、
沖縄のローカルファストフード店で販売されている、ロングセラーなバーガーで、
ゴーヤーの卵とじ?オムレツ的なものが具として挟まっているんです。
育陶園からほど近い、サンライズ通りにも店舗があるので、
店舗や事務所勤務時代はたまにお昼休みに出かけた事を思い出します*
(まだあるのかなあ、あるといいなあ。)

これなら島豆腐が無くても、なんとかそれっぽくなるのでは?
と思い立ち、再現クッキング、もといインスパイアクッキングに挑戦です。
まずはゴーヤーをオムレツに。チャンプルーと同様、ワタを取って薄切りに。
うちではゴーヤーチャンプルーに玉ねぎも入れるので、こちらも薄切りに。
玉ねぎから先に、塩を振って中弱火でじっくり炒めて甘みを引き出してから
ゴーヤーを加えてお酒をひと回し。
蒸気が飛んだらブラックペッパーを振り、シャキシャキ感が残っているうちに
溶き卵を回しかけてオムレツに。トルティージャのように平たく焼いても、
オムレツ型に成型しても、どちらでもお好みで*
卵液に粉チーズを加えて焼くのもオススメです。
焼きあがったオムレツは、軽くトーストした食パンにサンドします。
バンズが手に入らなかったので、6枚切りでボリューミーに。
パンには2枚とも辛子マヨを。きゅうりサンドの回でオススメした、
カレー粉を少し加えて作るものをぜひお試しください!
本家のゴーヤーバーガーには、焼いたポーク缶も挟まっていたような?
ポーク缶が苦手なのと、こちらでは割高なので、前日に焼いておいた
ローストポークの残りを一緒にサンド。お好きな方は、ポーク缶でも
ベーコンでもハムでも!お好みの加工肉をご一緒に。
具材たっぷりのオムレツとお肉で、結構な厚みになるので、
しっかり押さえてからカットしてください*
うだうだ暑い日のお昼に、お好みの冷たいドリンクと召し上がれ!

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【本日のうつわ*パスタ皿 カンナイブルー】
*オンラインショップはこちらから
https://shop.ikutouen.com/?pid=129224291
夏に向けてどんどん使いたくなる、深い青のつやつやプレート。
大きめなのでワンプレートランチにも。

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ゴーヤーチャンプルーの素晴らしさを語りすぎて
長くなってしまったので、今日はこの辺で。笑
7月も健康で過ごして、沖縄でたらふく島豆腐が食べられる日を
楽しみに頑張ります*

それではまたみなさん、次回の更新まで。
ごちそうさまでした。

(田中)

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