お便り

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2021.7.16 うつわとごはん

*うつわとごはん Vol.60 トマトでさっぱり、鯖缶冷や汁

こんにちは、田中です。

このところ、晴れた日の暑さがものすごく、
毎日汗みどろで過ごしています。
児童館や支援センターまで、数分の道のりですら
汗だくで、先生方に心配されてしまうほど。(私が。笑)

おかげでこの食いしん坊の私ですら、
毎食ごとの台所仕事が非常に億劫になってしまい、
いかに手数と火を使う時間を減らすか、というのが
献立を決めるテーマになりつつあります。
そんな試行錯誤の毎日で、前回に続いてまた一つ、
夏の完全栄養食を発見してしまったんです!
それが今回のひと皿、冷や汁。
こちらでは暑くなってくると、簡単にできる冷や汁の素が
売り場にたくさん並びます。
(いくつか試して、既にお気に入りの銘柄がひとつできました*)
引っ越してきた頃から、ちょくちょく買って作っていたとは思うのですが、
そこまでブームにはならず。
今年は息子が大きくなり、日中外に出ていることが増え、
猛烈な暑さに体がやられているのか、自然と体が冷や汁を欲します。
お魚と豆腐、きゅうりにお味噌。ほぼ完璧なバランスの材料を
暑い日でも食べやすいよう、薬味たっぷり且つ冷やしで頂く。
昔ながらの知恵って本当に素晴らしいですよね。
灯台下暗し、といった感じで、地元の方には当たり前に
親しまれているであろう夏の栄養食を、今更ながらリピートしております。

お魚を焼いて、すり鉢で擦るスタンダードな製法は
なかなか賃貸暮らしでは厳しく、前述の市販品をよく使用していますが、
本日は、かんたん冷や汁メニューとしては定番の、鯖缶バージョンで。
実家でもたまに母親が作っていたのを覚えています。
鯖缶は、缶を開けて丸ごとジッパーバッグに。ジップロックなら、
フリーザーバッグのMがオススメです!こちらにお味噌を大さじ2程度。
私は九州の合わせ味噌を使用していますが、お好みで。
そのままジッパーを閉めたら、袋の上からモミモミするだけ!
鯖の身が細かくなり、お味噌が全体に混ざったら冷や汁ベースのできあがり。
お持ちであれば、ここにいりこ粉を加えると味に深みが出ます。
そのまま冷蔵か冷凍で置いておけば、作りたい分だけ食べる直前に
お水に溶いて具材を加えるだけなので、ご家族の帰宅時間がばらばら、
という場合などにオススメです。
上記の分量で、4〜5人前程度になります。
薄める際は、一人当たり50〜80ml程度の冷水で伸ばしてください。
正統派の冷や汁は、お豆腐ときゅうりのみのシンプルな構成。
今回は、角切りトマトと玉ねぎをプラスしています。
玉ねぎは、きゅうりと一緒にスライスして塩もみ後、晒してしっかり絞ったものを加えました。
トマトの酸味で、よりさっぱり&見た目にも鮮やか。
ごはんにかけても、そのままさらっとすすっても。お素麺にもよく合います*
たっぷりの薬味と、こちらも夏の定番、かぼすを絞っていただきます!

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【本日のうつわ*ボウル ハナ・プレートL ボーダー】
*オンラインショップはこちらから
https://shop.ikutouen.com/?pid=128943475
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見た目よりたっぷり量の入るこちらのボウル。
ごらんの通り、おかず鉢としても優秀です。
具材たっぷりの、麺のつけダレなんかにも良さそうです*

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どんなにお料理や食べることが好きでも、家族や自分のため、
一日に何度も、毎日台所に立っていたら、うんざりしてしまうことも
ありますよね。日曜日なんて、一日中台所にいる気がしますもん。笑
早いところでは幼稚園がもはや夏休みに入ったそうで...。
今年も自粛の夏になりそうですし、連日台所に立つみなさん、
堂々と!どんどん手を抜いていきましょうね。笑

それではまたみなさん、次回の更新まで。
ごちそうさまでした。

(田中)

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