お便り

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2021.11.12 うつわとごはん

*うつわとごはん Vol.68 鱈と厚揚げのみぞれ煮*

こんにちは、田中です。

10月後半は暑い日が続き、ほぼ半袖で過ごしていたのですが
今週は一気に冬の寒さ。
ひと月でこんなにも気温が変化すると、小さな体にも負担がかかるのか、
うちの小さいひとはこのところご機嫌ななめです。
単純にイヤイヤ期まっしぐらな月齢ということもありますが、
夜中は暑いのかむずがって泣いたり、朝方は寒いのか、絶叫しながら暴れて目覚めたり(4〜5時台に始まるので心臓に悪いです笑)。
とりあえず今晩からは、冬用のオイルヒーターを入れてみましたがどうなることやら...。親子でぐっすり眠れることを祈っています。笑

こんな寒い日の食卓といえば、日本人ならみんな大好き、鍋物が定番ですよね。
息子に取り分けもしやすいし、ヘルシーで罪悪感なく食べられるしで、
積極的に取り入れたいところなのですが、そこは激務でおなじみの夫を持つ我が家。
家族で食卓を囲めること自体、平均月2、3回レベルなので、なかなか鍋にはありつけません。笑
せめて何かあたたかい、それっぽいメニューを、と思いつくのが、揚げ出し豆腐だったり、本日のみぞれ煮。
特に、鱈が出回り始めたこの季節。みぞれ煮にすると最高ですよね!
(もちろん鱈ちりや寄せ鍋が最高なのは言うまでもありませんが)
一般的なみぞれ煮より、具材もおつゆもたっぷり。
お鍋欲も満たされる、ひと椀で満足の一品に仕立てていきます。

切り身の鱈に振り塩をしてしばらく置き、水気をしっかり拭いたら食べやすい大きさに切り、薄く片栗粉を叩きます。
厚揚げは絹を使いましたが、木綿でも、沖縄の揚げ豆腐でも(食べたい!)。
こちらも食べやすい大きさに切って、フライパン(油なし)で軽く焼き目をつけます。
厚揚げを取り出したら、フライパンに油を多めに注ぎ、鱈を揚げ焼きに。
身が崩れやすいので注意です。焼けたらバットにあけておきます。
続いてはおつゆの用意。鍋にかつおと昆布のあわせだしを煮立て、
彩り用の葉物に火を通していきます。今回は青梗菜を。
茎と葉に分け食べやすく切り、茎の方から弱火でコトコト煮込みます。
火が通ったら、ここで味つけを。塩、しょうゆ、みりんで少し濃いめに調味します。
鱈と厚揚げを加えて少し煮立てたら、青梗菜の葉の部分と大根おろしを加えます。
大根はたっぷり、1/3本近く使いました。
葉物がしんなりするまで、さっと煮立てたらできあがり。
あつあつのうちに召し上がれ!

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【本日のうつわ*DONBURI バサナイブルー】
*オンラインショップはこちらから
https://shop.ikutouen.com/?pid=128956822
夏場は冷たい麺に、冬場は汁物やあたたかいお蕎麦にうどん。
年中大活躍の丼です。毎年言っている気がしますが、
お雑煮にもオススメなので、年末までに揃えておくのもいいかもです*

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こちら、Kamanyのカンナイバサナイシリーズでもおなじみ、
Sazie Graphicsさんとの取り組みをまとめた展示会が
本日よりEthaにて開催とのこと。育陶園での仕事がきっかけで、
すっかり佐治デザインのファンになった私も、是非現地まで
飛んでいきたい!涙
お近くの方、ご都合の合う方は是非ご覧になってみてください*
特にスケッチが素敵なので、私の代わりに楽しんできてくださいね。

それではまたみなさん、次回の更新まで。
ごちそうさまでした。


(田中)

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