お便り

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2025.2.28 育陶園のこと

備忘録20250228

去年の11月頃に急に舞い込んできた、新しい店舗のはなし。
直感で、これはやらねばという気持ちになりました。
なんと言ってもやちむん通りの入口だから。

壺屋の景色をつなぐ

そんなビジョンを掲げて、私たち育陶園は壺屋の地でやちむん、壺屋焼をつくっています。

壺屋の景色をつなぐとは、まずはこの壺屋の地で火を絶やさないこと。
先人たちから受け継いできた技術技法を用いて、職人達が手仕事でやちむんをつくる景色のことです。

そして変わりゆく街の景色を、少しでも自分たちの見ていたい景色にできるよう、昔からの景色を留めていられるような、もしくは未来に胸を張って残していけるようなものを作っていきたいと思っています。

そんな想いもあって、いま育陶園には5つのテーマの違う店舗と、体験工房、製造工房と、計7つの拠点を景色として繋げていけるよう、日々営んでいます。

そして今年、また新たにやちむん通りの入口に、それらをつなぐ拠点をつくります。

テーマは、
土地と暮らしと文化をつなぐ

壺屋の入口で、今までやってきた拠点の、点と点をつなぐ。
先人たちから受け継いできた形をつなぐ。
これからの未来へ繋げたい色々を、お店として、拠点として、モノとして、コトして、私たち自身も学びながら、繋がりながら、進む場所をつくっていきたいです。

新しいお店のオープンは夏予定。

さらにやりたい事の解像度を高めながら、モノやコトづくりをすすめていきます。
ご期待くださいませ。

代表 若菜

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