2022.5. 6 うつわとごはん

＊うつわとごはん Vol.80 ゴーヤーと鶏肉の辛味噌炒め＊

こんにちは、田中です。

あっという間にゴールデンウィークが過ぎ去りました。
今年は前半の三日間に実母と妹がこちらに来ており、
母の還暦祝いも兼ねて皆で温泉旅館に行きました。
街の写真館で記念写真を撮ったり、家族風呂で息子も温泉デビューをしたり、牧場で動物たちとふれあったり。
母のお祝いと言いつつ、私たち家族がすっかり楽しんでしまいましたが、
ひさびさに孫とべったり過ごした母は、多少疲れながらも満足そうにしていてほっとしました。
母からたくさんおみやげをもらって、おやつもたっぷり、三日間甘やかされ放題だった息子は
すっかりわがままになり、後半はちょっと荒れましたが、それもまた良い思い出です。笑

前半の一泊旅行以外は特に遠出もせず、ゆっくり過ごした今年のGWでしたが、
のんびりしている間にお野菜の旬がどんどん進んでいました。
よく見かけるようになったもののひとつがゴーヤー。
こちらでもよく栽培されており、今となっては全国的にポピュラーな野菜になりましたね。
沖縄で買うものより苦味が少ないような気もしますが、福岡出身の夫にはかえって食べやすいようで、夏場は我が家の食卓にも頻繁に登場します。
本日は鶏肉と、こちらの名産品の椎茸を使って辛味噌炒めに。暑い日に食べたくなる、元気の出るひと品です。
ゴーヤーは縦半分に切ってワタを取り、1cm幅ぐらいに切っておきます。こっくり味の時には、厚めに切るのがおいしいポイント。
熱々に熱した多めの油でさっと炒めて塩を振り、バット等にあけておきます。
鶏肉は(九州で良く使う肩肉を使用していますが、もも肉でも)一口大にカットして、合わせ味噌と豆板醤、みりんを揉み込んでおきます。
今回は鶏肉200gに味噌を大さじ1/2、豆板醤小さじ1、みりん大さじ1程度使用。
ゴーヤーで使った残りの油で炒めていきます。お味噌で焦げやすいので注意してください。
火が通ってきたら、食べやすい大きさに切った生椎茸を加え、しんなりするまで炒めます。
最後にゴーヤーをフライパンに戻し、軽く炒めたらできあがり。白ごはんによく合う、ボリューム満点な初夏のおかずです。

【本日のうつわ 7寸皿 青釉菊文k-1】
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暖かくなると使いたくなる染付のうつわ。
大きな菊紋が美しいこちらのシリーズは、何年経っても飽きない定番柄のひとつです。

今週日曜は、5月8日の語呂合わせでゴーヤーの日。
小学生の頃、この日になると給食でゴーヤーメニューが出ていたのを思い出します。
ビタミンCたっぷりで、シャキシャキ食感と適度な苦味が五感を刺激。
食べると不思議と元気が湧いてくるお野菜です。
今週末はぜひゴーヤーでGWの疲れを癒して、来週からまた元気に頑張りましょう＊

それではまたみなさん、次回の更新まで。
ごちそうさまでした。
(田中)