お便り

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2019.2. 8 うつわとごはん

*うつわとごはん Vol.13~手羽元と大根の豆豉煮込み*

こんにちは、田中です。

今季の冬は、大根が本当に安いです!
豊作だということで、普段は輸送コストで
本土から来るお野菜たちが高くなってしまうここ沖縄でも
その恩恵を受けられております。
有機栽培や無農薬ものでも一本¥198程度。普段はその倍近くします。
甘くみずみずしい冬大根。サラダに煮物に炒め物、お味噌汁にと
連日食卓にのぼり、大活躍しています。
中でもよく作るメニューが手羽元の煮込み。
鶏のお出汁が染みた大根って、なんであんなにおいしいんでしょう。
いくらでも食べられてしまう危険なメニューでもあります。笑
お安い手羽元は家計の味方。大根も、冬の間はほぼ常備してあるので
手が勝手に作り始めてしまうほど、冬の定番メニューと化しています。

そんな定番メニューだからこそ、ちょくちょくアレンジを加えて
味に変化をつけたいものです。本日は、豆豉を使ってこっくり煮込む中華風。
普段は料理にお砂糖を使わない私ですが、黒糖で味に深みを加えてみました。
漢方では、体を温めると考えられている黒糖。コクも出るので煮込み料理にはぴったりです。
豆豉は黒豆を発酵させた調味料。スーパーでも、中華食材のコーナーで手に入ります。
うまみが強いので、炒め物やソースの味付けなどに重宝しています。
冷蔵庫にスタンバイされていない方も、これを機に是非取り入れてみてください。
ゆるっとざっくり、かんたんレシピはこちらから。

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*ゆるレシピ・たっぷり食べられる分*
材料:鶏手羽元7~8本、大根1/2本、
豆豉8〜10粒、しょうが一片、純黒糖(黒糖100%のもの)一片、
輪切り唐辛子適量、水400ml、醤油大さじ2、酒大さじ2
ごま油適量
下処理:大根は皮をむき、厚めのいちょう切りに。豆豉は粗く刻み、
しょうがは千切りにしておく。

1.フライパンを中火に熱し、油をひかずに手羽元を焼く。
皮目に焼き色がつくまで全面を焼き付けたら一旦取り出す。

2.フライパンにごま油を引き、豆豉、しょうが、唐辛子を加えて熱する。
香りが立ってきたら手羽元、大根を加えて炒め混ぜる。

3.全体に油が回ったら土鍋等、厚手の鍋に移して水を加えて煮込んでいく。
沸騰するまで中火。沸騰したら少し火を弱め、アクを取りながら15分ほど煮込む。
*深めのフライパンでそのまま煮込んでもOKです。

4.アクが止まり、大根があらかた柔らかくなったら弱火にし、醤油、酒、黒糖を加え
落とし蓋をして更にコトコト煮込む。
手羽元は20分ほどである程度柔らかくなりますが、骨が外れるほどのほろほろ具合だと一時間ほど。
弱火でコトコトがコツです。お好みの煮込み具合になったら出来上がり。
白髪ネギを添えるのがオススメです(私は忘れました。笑)

ポイント:是非、お時間があれば2、3時間は寝かせて、食べる直前に再加熱して召し上がって下さい。冷める間に味がしみしみになります。何なら二日目のものが好きなのでたっぷり作ります。笑 今回のお写真は、一晩寝かせたものです。
お手間でなければ、ゆで卵を具材に加えるのもオススメです!

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【本日のうつわ*7寸皿 黒釉唐草線彫・飯マカイ・白唐草線彫】
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それではまたみなさん、次回の更新まで。
ごちそうさまでした。

(田中)

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