お便り

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2021.1.12 沖縄の景色

ムーチー作り

 2021年の「ムーチーの日」は、1月20日でしたが、ひと足早く、ムーチーを作って食べました!
ムーチーとは、沖縄の方言で「餅」のことです。
さらに、「ムーチーの日」に食べるムーチーといえば、月桃の葉に包んだ香りのいい蒸したお餅。(カーサムーチーと言います。)
旧暦の12月8日に、健康や長寿を願って食べる、沖縄の伝統的なお菓子です。

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やちむん道場や工房に茂っている、葉っぱを50枚ほど採ってきます。
月桃の葉は、しょうが科だそうです。ルームスプレーや防虫にも使われている香りはとても、表現しづらいのですが、スパイシーだけど、甘い香りです。

生えている場所によって、雨のあとや汚れ付いていたり、わりときれいな状態だったりしますので、一枚一枚丁寧に洗います。
餅粉と砂糖、水を加減しながら、こねやすい柔らかさにして、よくこねます。
味付けもここでします。
今回は黒糖味と、紅イモ味の二種類!(肝心の中味の見える画像がなくてすみません‥‥そのままなのですが、黒糖は茶色、紅イモは紫色になります!)

地元のスーパーの餅粉コーナーには、餅粉に黒糖やよもぎ、紅イモなどのパウダーと砂糖を混ぜ込んである便利な餅粉もあるし、白い餅粉に別売りのパウダーがあるのでお好みで混ぜても、どちらでも作れます**
ちなみに、この時期が近付くと、特設の「ムーチーコーナー」があるので、そこで毎年「ムーチーの日」を思い出したりもします。


月桃の葉の裏に、生地を置いて、葉っぱでつつみ、紐でしばって蒸すこと約20分。
部屋中に月桃の香りがたち、あつあつムーチーのできあがりです。
翌日以降に食べる場合には、フライパンで弱火で焼いて食べると作りたてのようになりますよ。

そういえば、先日1/4にNHKの「グレーテルのかまど」で、「沖縄のムーチー」を紹介していたそうですね!
録画したので、あとで、私も見てみようと思います** 
(朋美)

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