お便り

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2024.1.18 育陶園のこと

【沖縄ムーチーの日】

【ムーチーの簡単レシピ】
沖縄は子どもの成長を祈願して、旧暦12月8日に月桃の葉で包んだお餅を食べる風習があります。
今年のムーチーの日は2024年1月18日です。

月桃とはショウガ科の植物で、甘いけどキレのある香りがします。
沖縄ではサンニンとよばれ、育てやすく、庭先や道脇に育っています。葉や実を乾燥させて、煮出してお茶にすると香りもよく、美味しいです。
ポリフェノールが多く、ホルモンバランスを整えリラックス効果もあるそうです。

この月桃で包むお餅を「ムーチー(鬼餅)」といい、市場ではサンニンの葉がならび、ムーチーを蒸す月桃のいい匂いが漂ってきます。

そして、この時期は沖縄が一年で最も寒くなる時期です。この頃の寒さのことを沖縄の言葉で「ムーチービーサ(鬼餅寒)」と呼んでいます。

18日の予報をみてみますと最低気温17℃、最高気温22℃。
意外と風がふくと、寒く感じるのですが‥‥雪の降る地域の方からしたら春を飛び越え初夏みたいな季節に感じるかもしれませんね。

今回は黒糖味にしましたが、紅芋粉やよもぎ味も美味しいです。
今回作った分量は家庭で作りやすいです。
1時間ほどで、こども達と作れましたので、ぜひお試しくださいね*

【材料】ムーチー5個分

もち粉 250g
粉黒糖 60g
水 130〜200mlほど
月桃葉 5枚
①もち粉と黒糖をまぜて、耳たぶくらいの柔らかさになるようまぜながら水を調整して入れます。
②5個に丸めます。
③月桃葉の裏に薄く油を塗ると、食べる時餅がはがれやすくなります。
④葉に包み、紐でくくります。包み方は動画みてみてくださいね*
⑤蒸し器で20~30分ほど蒸して完成です

子供の成長を願いつつ、
ムーチー食べて沖縄の寒い冬も乗り切りましょう!

**使用しているやちむんの5寸皿はこちら**
**使用しているやちむんの7寸皿はこちら**

沖縄の伝統行事には、やちむんがお似合いです**


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