お便り

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2020.9.11 うつわとごはん

*うつわとごはん Vol.39 島バナナのエルヴィスサンド*

こんにちは、田中です。

大きな台風が去り、九州は秋の気配。
朝夕はとても涼しく、エアコンももう要らないかなと
感じられるほどです。

今週は、一瞬だけ久々に沖縄で過ごすことができました。
コロナのことはもちろん、今回は台風もあったので
帰省の目的である用事以外には実家からほぼ出ず、
友人たちにも滞在を知らせずに過ごしました。

スーパーや産直へも一度も行かず、
旬の食材をチェックする事が出来ないままだったので
ちょっぴり後ろ髪を引かれる思いでしたが、
帰りに母親が、去った旧盆のウサンデーとして
きれいに熟した島バナナを持たせてくれました。
*ウサンデー:お供え物をいただく、の意
ちょうど今が旬の島バナナ。お供えには青いまま使って、
その後は吊るして追熟させます。
旧盆から一週空いての帰省だったので、ちょうどいいタイミングで
熟していたようです!なんてラッキー。

さっぱりした甘さと、さわやかな香りの島バナナ。
兼ねてから、手に入れたらぜひトライしたい料理がありました。
あのプレスリーが愛したと言うことから、
エルヴィスサンドと呼ばれている魅惑のサンドイッチです。
バナナ、ベーコン、ピーナツバターという、なんともアメリカンな組み合わせ。
バナナをソテーしてから合わせるので、加熱したバナナの甘みが
すこし苦手なわたしにとっては、気になるけど手が出せないという
絶妙な距離感の憧れレシピだったのです。笑
島バナナは、加熱してもさわやかなフルーティさがそのままなので
これならイケるのではないかと。結果、大正解でした!

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島バナナは縦に三等分にスライス。皮がはじける手前ぐらいの
熟れ具合がベストです。ベーコンは2枚分を半分にカット。
どちらも軽く焼き色がつくまでソテーします。
バナナはバターやオイルでソテーでも良いですが、くどくなってしまうので
ホイルやクッキングペーパーの上でソテーするのがおすすめです。
焼き色がついたら、ベーコン・バナナの順で食パンの上に並べ、
ピーナツバターを塗った食パンをかぶせてしっかりプレスします。
フライパンにバターを熱し、ターナーで押さえながらサンドイッチを焼きます。
両面しっかり焼けたらできあがり。甘じょっぱいボリューミーさは、
コーヒーとの相性が抜群です。ぜひブラックでどうぞ!

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このまま季節は秋になってしまうのでしょうか。
おいしい秋の味覚にはどんどん出会いたいのですが、
衣替えや息子の秋冬物の買い足しなどを考えると、
どんどん億劫になってしまうわがままなわたしです(女心と秋の空?)。

それではまたみなさん、次回の更新まで。
ごちそうさまでした。

(田中)

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