お便り

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2020.10. 9 うつわとごはん

*うつわとごはん Vol.41 秋鮭ときのこののっけごはん*

こんにちは、田中です。

台風が近づき、少し肌寒い九州です。
毎日のおさんぽコースでは金木犀が咲き、
マスク越しでも甘い香りを漂わせています。
金木犀、沖縄にはない木の一つです。長年憧れの香りでした。
小説や歌詞などで秋の表現として目にするたび、
どんなにいい香りなんだろな〜、と想像を膨らませていました。
思い起こせばなんだか嗅いだことのあるような香りだったので、
旅行など、どこかで触れていたのかも知れません。
ちょっぴり期待外れな気もしますが笑、この時期ならではの
香りを目一杯楽しもうと思います。

お魚売り場では、秋鮭が最盛期です。
少々値は張りますが、塩鮭はすこし苦手な私にとって、
おいしく新鮮な生鮭をいただける貴重なチャンスなので
この時期はせっせと秋鮭の摂取に勤しみます。
ソテーやフライはもちろん、炊き込みごはんなどが定番です。
本日はソテーにしたものをのっけごはんに。
乳児のいる我が家では、のっけごはんは昼夜問わずのスタメンメニューです。
ちょっと手抜きのメニューでも、KamanyのDONBURIがあればまるでカフェ!

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秋鮭はムニエル用のものを選び、水気を拭いて軽く塩胡椒。
バターを熱したフライパンでソテーします。両面に焼き色がついたら
酒を振って蓋をし、身をふっくら仕上げます。
水分が飛んだら鍋肌から醤油をひとまわし。バット等に一旦移しておきます。
エリンギやしめじなど、お好みのきのこ類を粗く刻み油で炒め、
酒・牡蠣醤油で若干濃いめに調味します。牡蠣醤油はほかのだし醤油でも。
鮭に使った醤油と変えることで、味に深みを出します。
仕上げに千切りにした大葉を混ぜ込み、彩と風味をプラス。
どんぶりにご飯を盛り、ソテーした秋鮭、きのこの順に盛り付けてできあがり。
お好みでひねった白ごまを振って召し上がれ!

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【本日のうつわ*DONBURI カンナイブラウン】
*オンラインショップはこちらから
https://shop.ikutouen.com/?pid=128956936
口径が広く、底が平たいのでとにかく食べやすく洗いやすい。
パパッと食べてささっと洗える、スピードごはんにぴったりメニューです!

秋冬はあたたかく、少し手の込んだお料理が恋しくなります。
丁寧に下ごしらえをして、きっちりした行程で煮込んだ煮物なんかが
食べたいなあ、ああ、自分が二人、いやもう三人ぐらいいたらいいのに...!
親になってからわずか1年弱ですが、このセリフを既に何度口にしたかわかりません。笑

それではまたみなさん、次回の更新まで。
ごちそうさまでした。

(田中)

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